「うるり」入荷の合間をぬって、レギュラー製品を急ピッチで製造します。
朝一で取りかかるのは、他商品に比べ、素焼きの行程が一手間余分な「鮎のみそ煮」です。
予定通りに終わることができたので、炊きあがりを冷ましている間に、「鮎の塩焼き」に取りかかります。
「鮎のみそ煮」の素焼き鮎で使用したグリラー。大量に鮎を焼いても少量でも、使用後の洗浄の手間は、さして変わらないので、「鮎の塩焼き」製造が、選択されます。
塩を振ってある分、素焼きより時間がかかります。
串を打って焼いているのに何故網トレーが下にあるのか?
これはできる限り鮎をまっすぐな状態で焼きたいからです。
※大きな鮎は「踊り串・登り串」といったような鮎がW字型・S字型になる焼き方をすることがあります。1~2匹の真空パックなら対応できますが、それ以上だと袋に上手く入れることができない、物流時に破損しやすい、等々問題が派生します。
次に何故裏から(頭を右)焼いているのか?(写真はすでに裏返した後です。)
これは火が出る方向に関係します。通常使用のグリラーは下火で、私が習った串の打ち方は、下火の打ち方です。
こちらのグリラー(上火)を使用の場合、表を先に焼いて、裏返した後、生焼けの柔らかい裏面の鮎の身が裂けて、串から落ちやすくなっているので、わざと裏から焼いているわけです。
これでは解りませんよね~?
では、何故下火のグリラーを使用しないか?単純に後始末(洗浄)が大変だからです。(^^;)
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